31 踏み絵

ある時、チャイムが鳴る
ドアを開けると見知らぬ黒い帽子を被った黒いスーツ姿の男がいる
そしてA4の封筒を渡される
男は帽子に触り去る
去り際男の目を見ようとしてやめる
そうしたほうがいいと本能が制止する

立ち尽くし玄関を閉める

リビングで封書を開ける

何もない

ひっくり返して手を入れてなにもないことを確認する
窓に目を移す
まだ男はいるだろうか

封書を確認する

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